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脳を鍛える!!〜脳トレの効果について〜

任天堂DSソフト『脳トレ』が流行しています。
このソフトを監修された東北大学の川島隆太
教授のある講演録より、「脳を鍛える」ことに
ついて少し抜粋して、報告させていただきます。
大脳の中でも、「前頭前野」と呼ばれる部分が
あり、そこは、いろいろな機能が備わっています。
その機能とは、思考や創造、記憶や学習、さらにはコミュニケーション、意欲、集中、我慢といったことなど、つまり、私たちが日常生活を送る上で、必要不可欠なことばかりです。
そして、一般に、脳(前頭前野)の機能は、加齢と共に低下していきます。そして、やがて認知症になる可能性もでてきます。
ただ、前頭前野の能力のメンテナンスを行なえば、脳の老化はかなり抑えられることがわかってきました。
それには、前頭前野を鍛える3原則が有効です。
1つ目は、読み書き計算を行なうこと・・・特に声を出して読む。文字を書く。簡単な計算を行なう。
パソコンや携帯電話を使用したのでは、ほとんど脳は働きません。
2つ目は、コミュニケーションをとること・・・目と目を合わせて話すことがコツです。
お年寄りは、小さな子供さんと触れ合うのも良いことです。
3つ目は、指を使って何かをつくること・・・脳は目的をもって指を使うと途端によく働きます(料理を作る。楽器を演奏する。絵を描く。字を書くなど)
また、この逆に前頭前野が不活性化するものとして、テレビを見ることがあげられま
す。
テレビを見ていると、前頭前野に抑制がかかり、寝ているのと同じ状態になり、つまりリラックスするのです。従って、お年寄りの方には、テレビを見てばかりいないで、外に出て社会に関わるようすすめていただいた方が良さそうです。


                           2007年9月4日

笑いの健康学

1964年のこと、ある米国のジャーナリストが
強直性脊椎炎という難病にかかり、全快
の可能性はほとんどないと宣告されました。
そこで彼はお笑い番組を見たり、ユーモ
ア本を読んでもらったりという「笑い療法」を
実践したところ、みるみる症状が改善
され、わずか3ヶ月で社会復帰できたそうです。そのことが医学誌に発表されたこと
から、その後、笑いの医学的研究が飛躍的に進みました。
日本でも以前の新聞記事によれば、大阪大学などの研究チームが“笑うとガンになりにくい”という研究結果を発表しています。つまり、白血球の一種でガン細胞を攻撃するナチュラルキラー(NK)細胞の働きが笑うことで高まるというものです。
昨今の研究では、笑うと脳内ホルモンの一つであるエンドルフィンが増強されて痛みが和らぐことや、免疫機能が高まることがわかってきているようです。
このように笑いが健康に大いにプラスになることは、間違いないでしょう。従って、
よくお笑い番組を見たり、気の合う仲間と楽しく過ごすことは、とても良いこととい
えそうです。
また一方で、辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、不安なことなど、こうしたマイナ
スの感情は、少ない方が良いことも容易に想像できます。それには日頃から人を思いやる、感謝する、許す、おおらかでいる、といった心掛けが大切かと思われます。さらには、楽しく唄ったり、踊ったり、いつも笑顔でいられると良いですね

                           2007年10月5日

冷え性について
                  
秋はだんだん寒くなる季節。冷え性の人にとっては、ゆううつな時期ですね。
冷え性は日本人独特の病気で、他の国ではあまり問題にされていないようですが、日本では、女性の50%が冷え性との報告もあり、男性より女性に多く、さらに不妊症等の女性の様々な病気の原因となることも多く、冷え性は女性の大敵であるといえそうです。
さて、冷え性は、現代医学では、どこに問題があるのかはっきりせず、検査でも悪いところが見つからないことから、当人の辛さにもかかわらず治療法がほとんどないのが現状のようです。つまりは、冷え性は、現代医学の病名ではなく、体質的な状態であるといえます。そこで何が有効かといえば、漢方薬や食事療法ということになります。
<食事療法>
食品は大きく陽性食品(身体を温める)と陰性食品(身体を冷やす)に分けられます。また、料理の方法により陰性の食品でも、陽性に変えることができます。極陰性食品である白砂糖をひかえる、生野菜より温野菜、飲み物を減らす、南方の果物はあまり食べないなどが主な注意点です。
<漢方薬>
冷え性を改善する漢方には、多くの処方があり、専門家に選んでもらうとよいでしょう。
<その他>
まず、よく歩くこと、足の裏には全身のツボが集まっているので、血行がよくなります。下半身浴を毎日続けるのもよいでしょう。衣類として、竹布(ソックスやタオルケットなど)や、五本指ソックス、漢方の入浴剤も効果的です。
 

      2007年11月6日

         

水の摂取量について

水をたくさん飲んだ方がよいという説と、飲まない方
がよいという説がありますが、どちらが本当はよい
のでしょうか?
私たちの身体は、その約80%が水分からできてい
ます。それは体液として、自由に流動している自由水
と体組織を構成している組織結合水に分けられます。
このうちの自由水というのは、血液、消化液、食物の水分が主なものです。
これらは体内を循環しながら、肝臓において解毒され、また腎臓では老廃物が尿として排出されることになります。
その他、水分は皮膚から汗として排出されたり呼吸により排出されています。
いずれの場合も水のみが排出されるのではなく、必ず塩分を伴って排出されています。
人は食べ物を全然摂らなくても、水分をとっていれば、数十日間ぐらいは生きていられるようですが、10%の水分を失うと脱水状態となり、生命に危険が及びます。
従って、極端に水分を制限することは危険なことといえます。では、逆に水をたくさ
ん飲んだらどうなるかといえば、心臓や腎臓に負担をかけ、疲労させることになる訳で、それが浮腫みとなり、冷えとなり、さらには体内の圧が高まりいろいろな問題が発生することが考えられます。こうした状態を漢方では“水毒”と呼びます。
つまり、必要量の水は絶対に摂らなければいけませんが、一方で摂りすぎないように気をつけることが大切です。
ただ、その必要量は、当然個人差があり、初めから1日1.5リットル飲むとか、2リッ
トル飲むとかと決めるのはよくないでしょう。体質によって、あるいは運動量などに
よって、自分に適した水分の摂り方がある訳です。



                  2008年1月7日

「塩分控えめに!」は本当に正しいんですか?

「塩分を多くとると高血圧になるから、減塩しなさい」
とよく言われます。確かに1日の塩分の必要量は、
食塩として4〜6gと意外に少ないのに対し、日本人
の摂取量は11〜13gと一般に摂り過ぎのようです。
しかし、一方で塩分が不足しているのではないかと
思われるケースも意外に多いようです。例えば、
身体がだるく、シャキッとしない、手足が冷え、
むくみやすい、アレルギーが治らないといった方で、果物や生野菜をよく食べたり、甘いものが好きな方、飲料水やジュースなどをよく飲む方などです。また、汗をたくさんかいて、水分のみを補給しても、塩分不足になります。
実は、塩は水と同じぐらい生命にとって不可欠なものです。
上杉謙信が武田信玄に塩を送った話はあまりに有名ですね。
さて、その塩分を補給するには、みそ汁が最高でしょう。また、野菜を塩茹でしたり、
スイカやトマトなどに塩をふりかけて食べるのも昔の人の知恵でしょう。
ただし、いわゆる食卓塩は、ミネラルがほとんどないNaclという化学物質のようなも
のなので、極力控えて、天然塩を料理などに使って下さい。良い塩であれば、少々多く摂っても摂り過ぎにはならないでしょう。塩分不足が疑われる場合は、意識して塩分を摂ってみて下さい。すぐに体調の変化が感じられると思います。


                          2007年12月11日

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