BACK       ■TOPICS バックナンバー■      ↑TOP

牛黄って何? 

厳冬のこの時節、脳卒中や、心臓病が心配ですね。
そこで、漢方生薬の中の名薬“牛黄”を紹介します。
牛黄とは、牛の胆石の事。数千頭に一頭の割で見
つかるかどうかという希少なものです。
中国最古の薬物書「神農本草経」では、薬物を上薬・中薬・下薬と分類していますが、牛黄は人参などと共に上薬に分類されています。
上薬とは、命を養う薬で長期に服用しても害がないものをいいます。
また、明時代の医学書「本草綱目」には、牛黄は、ケイレン性の病気・高熱・痛みなどに効果があると記されています。
牛黄は血液を正常にして、流れをよくします。ですから、心筋梗塞や脳卒中などの予防や後遺症に有効ですし、その他の血液、血管の病気に応用できます。
疲れ、息切れ、肩こりなど、ちょっとした症状にも効果的です。
また、精神を落ち着かせる作用からこれからの受験シーズンにもうってつけです。
その他にも、ボケ予防、原因不明の発熱、子供の夜泣き、ひきつけなど、応用がとても広く、まさに、その素晴らしい効き目は名薬と呼ぶにふさわしいものといえます。
    
                       2005年12月14日


低体温の恐怖
 
最近、低体温の子供や大人が増えている事が問題に
なっています。体温は36.5℃位が最も良く、これは体内
の酵素が最も活性化され、働いてくれる温度なのです。
従って、低体温の状態では、酵素の働きが低下するた
め、新陳代謝が悪くなり、免疫力も低下します。
そして、慢性疲労やアレルギー、様々な感染症や生活習慣病にも結びつきます。
低体温の原因は体温調節に関わる自律神経の乱れと考えられますが、別の見方をすれば、食生活や生活習慣の変化がもたらした体質の悪化でもあります。
特に、生野菜、果物、飲料水、砂糖などの取り過ぎ、つまり陰性食品の過多が大きな要因です。
そして、自律神経の乱れは漢方では、肝の変調と考えますが例えばストレス、アルコール、過食、美食、睡眠不足などで、肝が弱っているという事も考えられます。
それらの事を踏まえ、漢方と食事療法を続けてゆけば改善可能といえます。

                         2005年11月24日

認知症とDHA

昨今、よく話題になるお年寄りに多い認知症のお話。
認知症は脳の神経細胞が急速に減少し、脳自体が
萎縮して起きるといわれ、記憶力や判断力が著しく低下してしまう病気です。
高齢になるほど発症率は高くなりますが、40代でも発症する事もあるようです。
新しい事が覚えられない、物忘れが多い、同じ事を繰り返して話す、些細な事で怒ったり被害妄想が強くなってきたら要注意。
近年、様々な研究から、魚から取れる「DHA」が認知症の予防に役立つ事がわかってきました。DHAは脳の神経細胞を柔らかくしたり、脳の血管をしなやかに保ち、血液をサラサラにするなどの効果が期待されます。
魚を時々食べる事は大事な事ですが、魚も摂り過ぎると重金属汚染の心配があります。そこで、DHAをサプリメントで摂取する事は現代人の転ばぬ先の杖と言えそうです。
                       2005年10月27日

栄養学の常識は、いつの間にか変わる!?

朝食をパン食にされておられる方も多いと思います。
そして、食パンには、「バターより植物性のマーガリン
が健康によい」と思っておられる方も多いと思われます
が、最近の研究では、この「常識」が変わってきました。
欧米では既に、マーガリンに含まれる脂肪酸が悪玉コレステロールを増やし心臓病を誘発する恐れがあるとして、警告されています。植物油に含まれるリノール酸などを摂りすぎると、血中コレステロール値を高め、生活習慣病を引き起こすのです。
一方、魚介類などに含まれるEPA・DHAは悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やして、血液をサラサラにします。
現代の食生活において、増え続けてしまった植物油、マーガリンやスナック菓子等を減らして、魚料理を増やしていきたいものです。
尚、最近の研究において、EPA・DHAの可能性として、次のようなことがわかってきました。
・ガンの予防・脳卒中の予防・心筋梗塞の予防・アレルギー反応の低下
・認知症の減少・子供の「きれやすさ」の予防・自殺、突然死の予防        
                           2006年1月15日

不妊症と少子高齢化 

高齢化社会と言われるようになって、久し
くなります。また、年々結婚しない女性が
増え、さらに晩婚化が進んでいます。
そして、不妊で悩む方々も増えています。
(私どもにも多くのご相談者が来られています)
この図式が根本的に改善されると、年金問題や財政問題も良い方向に行くのでしょうが、それには様々な改善がなされなければなりません。
社会的視点として、子育て支援や、女性の価値観など、難しい問題がたくさんありそうですが、一方、個人の問題として、子供が欲しいのに授からない、不妊症も大きな問題といえます。

昨今、精子の数や運動率が減少しているという男性がかなり多くなってきているようですが、女性の側にも体質的に妊娠しにくい状態の方がとても多いようです。男女問わず、このような体質的な様々な問題を改善してくれるのに漢方薬が有効です。そして、食生活を中心としてライフスタイルも見直していく必要があるでしょう。少子高齢化に歯止めをかけ、将来に希望が持てる日本になるといいですね。                     2006年2月15日
Home